続・真の体調管理法 チームの健康編
昨日の続きのような話になりますが、簡単なブックレビューを書かせていただきます。
藤沢久美さんのご著書を読み、人生をより良くするための要素を勉強です。
経営者の言葉にはパワーが有るなと実感します。
魂が込められている。
健康管理にしても、自らが発する言葉を変えていくことが大事であると提言しました。
では組織やチームを率いているリーダーの場合、
組織・チームを良くしていくにはどうしたら良いのか?
藤沢久美さんは、このように仰っています。
◆『リーダー自身の言葉が持つ力』に自覚を持つ。
リーダーは、誰よりも言葉に敏感でなければなりません。
◆常に誠実かつ正しい言葉を使うことは、リーダーが心がけるべき最重要事項です。
やはり、言葉が大事と書かれていました。
昔から【言霊】と言われるくらい、言葉には魂が宿ると伝わっていますし、
「言葉」や、言葉から成り立つ「会話」に繊細になることが
成功への一歩なのかもしれません。
言葉に「繊細になる」とは、
単純に表現をポジティブになれば良い訳ではありません。
前向きな表現は大切ですが、無理矢理にすることではないように思います。
自分の言葉遣いに繊細になること。
自分がどんな言葉を使っているのか。
自分の言葉によって、周囲への影響はどのようになっているのかに気を配ること。
そしてもう一つ。
とても核心を突いた文言を発見しました。
リーダーとして大切な仕事とは何か?
藤沢氏はこのように表現しています。
「実のところ、直感とは、考えに考えて考え尽くした末に、
ふと浮かび上がってくる決意です。
単なる思いつきや何となくのヤマ勘ではありません。
ですから、リーダーの大切な仕事は、常に考え続けることです。
考え続けた人にしか、直感は降りてきません。」
考えることというのは、言い換えれば、自分自身との会話ですよね。
成功のためには決意をすること(直感を降ろすこと)。
自分と脳内で会話を重ね、考えに考え抜いた先の【決意】こそが、
チームの状況を良くするんだと分かりました。
実践的で学びの多い書籍でした。
経営者のみならず、人生を一層充実したい方に大変おすすめです。